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標準的な畳の張り替え期間

畳の張り替えにかかる期間は、施工内容によって異なります。大きく分けて「表替え」「新畳」「裏返し」の3種類があり、それぞれに必要な日数が変わってきます。

表替えは、畳床をそのままに、畳表と畳縁を新しく交換する方法です。1日で完了することが一般的ですが、畳の枚数や傷み具合、部屋の状況、施工業者のスケジュールによっては、数日かかる場合もあります。

新畳は、畳表、畳床、畳縁すべてを新調し、完全に新しい畳を設置する方法です。採寸や製作に時間を要する場合は、2日から長くて10日ほどかかる可能性があります。

ただし、採寸して新しい畳を設置するだけですので、素材や枚数にもよりますが、最短で1日で完了することもあります。

裏返しは、既存の畳表を裏返して再利用し、畳縁を新しく交換する工法です。畳床はそのまま使用するため、表替えや新畳に比べて費用を抑えられます。作業自体は1日で完了することが一般的です。ただし、畳の状態によっては裏返しができない場合もあるので、事前に業者へのご相談をおすすめします。

上記はあくまでも目安であり、畳の状態や家具の有無、施工業者の状況などによって変動する可能性があります。余裕を持ったスケジューリングを行い、事前に業者としっかり打ち合わせることが大切です。

琉球畳など特殊な畳の場合の張り替え期間

琉球畳は、一般的な畳とは形状や素材が異なるため、張り替え期間も変わってきます。

依頼する業者によっても変わりますが、琉球畳に使用する琉球表は受注生産ですので、順番待ちになってしまい、納期が半年以上かかる場合もあります。

表替えや設置の作業自体に時間がかかるわけではありませんが、発注から納品までには時間がかかると考えておきましょう。

田幡畳店では、琉球畳の表替えのご依頼でしたら、基本的には一晩お預かりしています。4～5畳以下でしたら当日仕上げが可能なケースもありますので、まずはご相談ください。

張り替え期間に影響する要因

畳の張り替え期間は、いくつかの要因によって変化します。スムーズな施工のためにも、事前に把握しておきましょう。主な要因としては、以下のとおりです。

畳の枚数

枚数が多いほど、施工に必要な時間も長くなります。6畳間と12畳間では、単純に考えても2倍の時間がかかると想定されます。

畳の状態

張り替えを行う畳の状態によって、補修に時間がかかるケースもあります。

部屋の状況

家具の移動が必要な場合、その量や大きさによって追加の時間が発生します。また、施工場所までの経路が狭かったり、階段が多かったりする場合も、搬入・搬出に時間がかかるため、全体の施工期間に影響します。

これらの要因を考慮し、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。希望する施工日がある場合は早めに業者に相談し、具体的な日取りを調整しましょう。